3月8日，長崎大学は学校法人国際基督教大学（ICU）との間で，「国立大学法人長崎大学と学校法人国際基督教大学との包括的連携協力に関する協定」の締結式を執り行いました。
   今回の協定締結では，従来の研究者間の共同研究に加え，学部学生・大学院生の教育や学術資料の共有など今まで以上に幅広い分野での連携・協力を強化し，学術の発展と人材の育成に取り組んでいくことを目的に締結されました。
締結式では，河野茂長崎大学学長が「本学の学生を教養豊かな国際人とするため，教育，研究，地域貢献，産学連携，国際交流等に関して相互に協力し，リベラルアーツ教育向上での連携，講義の単位互換，また研究者間では，本学の平和学・長崎の被爆・世界遺産の歴史文化学等，関連する研究の交流を推進していく予定にしております。」，日比谷潤子ICU学長が「国際基督教大学のミッションは，国際的な教養を持った有為の人材を養成し，世界平和の確立に資することであり，長崎大学とは大学のミッションに共有するところが多く，今後も協力していきたい。」と述べました。
   今後は，幅広い分野において連携を強化していくことにより，両大学の国際化の更なる推進に繋がることへの貢献が期待されます。