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学校法人鹿児島純心女子学園との連携協定書調印式の挙行および薩摩川内サテライトキャンパス開設

長崎大学と学校法人鹿児島純心女子学園は,大学院医歯薬学総合研究科災害・被ばく医療科学共同専攻のサテライトキャンパスを2019年4月より九州電力川内原子力発電所がある鹿児島県薩摩川内市の鹿児島純心女子大学内に開設することとし,3月28日,災害・被ばく医療科学分野の教育・研究分野における緊密な連携・協力関係を構築に向け鹿児島純心女子大学にて協定書の調印式を執り行いました。

開設されたサテライトキャンパスでは,今年度より若干名の大学院生を受け入れ、インターネット会議システムを活用して長崎大学、福島県立医科大学で行われる講義をリアルタイムで受講してもらいます。二年次には長崎大学や福島県立医科大学、それに長崎大学が拠点を設置している福島県川内村で行われる実習に参加し、実際の線量測定やそれを基にした住民とのリスクコミュニケーションについて学びます。その後修士論文を作成して修了者には修士(看護学)または修士(医科学)を授与する予定です。

この度の長崎大学と鹿児島純心女子学園との連携により,九州電力川内原子力発電所周辺自治体の保健師を中心に、医療従事者や救急救命士等を受け入れ、地域における原子力災害医療対策の中心的役割を担う人材を、鹿児島純心女子大学や薩摩川内市との緊密な連携を基盤として育成していきたいと考えています。

長崎大学・福島県立医科大学 共同大学院 災害・被ばく医療科学共同専攻ウェブサイト
http://www.fmu.nagasaki-u.ac.jp/

 

中央に岩切薩摩川内市長、市長右側に河野長崎大学長,左側に松下鹿児島純心女子学園理事長