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薬剤部長の佐々木均教授、日本薬学会 学術貢献賞を受賞

2019年3月20日、日本薬学会第139年会(千葉市・幕張メッセ国際会議場)において、病院薬剤部長の佐々木均教授が「薬物物性と数学モデルを基盤とした医療ニーズに適した新規製剤開発と応用」の研究により、2019年度日本薬学会学術貢献賞を受賞しました。

この賞は、薬学の専門部門で優れた研究業績をあげ、薬学の発展に顕著な貢献をした研究者に授与されるものです。佐々木教授は、注射した薬のからだのなかの動きや、皮膚に貼った薬や点眼した薬のからだのなかの動きを数学的に解析し、最も優れた治療薬を理論的に開発してきました。近年では、体の狙った部位に薬を送り届ける微粒子を開発しています。薬を包み込んだ微粒子は、動物実験でがんやマラリアなどに高い治療効果を示しています。

今回の受賞により、佐々木教授の長年にわたる薬剤学および製剤学に関する卓越した研究成果が広く認められました。

授賞式の様子