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感染症共同研究拠点の南保明日香教授が第24回(2019年度) 日本女性科学者の会奨励賞を受賞

   令和元年5月26日(日)、長崎大学感染症共同研究拠点の南保明日香教授は、「ウイルス関連疾患の制圧を目指した感染機構の分子基盤の解明」と題した研究により、第24回(2019年度)日本女性科学者の会奨励賞を受賞しました。

   本研究では、がん及び致死性の出血熱をそれぞれ引き起こすEpstein-Barrウイルス(EBV)及びエボラウイルスを研究対象として、イメージングや数理モデルなどの多様な⼿法や技術を積極的に取り入れることで、既存のウイルス学的手法では解明できなかったウイルス感染の分子メカニズムを解明することに成功しました。得られた研究成果を基に、今後、診断法•治療法の開発へと展開することで、将来的に我々の健康社会の維持に多大な貢献をもたらすことが期待されます。

   同賞は、広く理系の分野において研究業績をあげ、その将来性を期待できる方で、かつ日本女性科学者の会の趣旨に賛同し、その達成のために努力していると認められる女性科学者を対象に授与されるものです。

贈呈式は、同日、2019年度日本女性科学者の会総会(学士会館、東京)において行われました。

贈呈式の様子(右から2番目が南保教授)
贈呈式の様子(右から2番目が南保教授)