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JICA北岡理事長らが本学を訪問

  2019年6月10日(月) JICA(独立行政法人国際協力機構)北岡伸一理事長他一行が、JICAの現職理事長として初めて本学を訪問、下川理事を始め関係者との間でJICAと本学との連携について協議しました。(本学側は夛田副学長、森田熱帯医学研究所所長、門司熱帯医学・グローバルヘルス研究科副研究科長、菊地同教授、高比良研究国際部長、成瀬同国際企画課長が同席)

  長崎大学は1966年に医学部と熱帯医学研究所がJICAの前身組織である海外技術協力事業団のケニアでの医療協力事業に協力して以来、アジア、アフリカ等の開発途上地域において感染症を中心とした公衆衛生や橋梁などの防災インフラ、そして最近では水産、環境、放射線医療等の分野でもJICAとの連携を通じた開発援助を実施してきました。

  下川理事からは、これらの連携実績を通じて長崎大学がグローバルヘルス等に代表される地球規模課題の解決に貢献できる人材を育成する教育研究機関として今後発展していくために、JICAとの包括連携協定の締結が提案され、北岡理事長からも長崎大学の豊富な知的資源に基づき締結を前向きに検討する意思が表明されました。

  特に、その歴史や立地を踏まえて、地域から世界に向けてSDGs(持続可能な開発目標)の達成を発信しようとする長崎大学の取り組みは、地域に根差す国立大学のあり方としてJICA側の関心を集めました。

  協議を終え、北岡理事長はJICAの資金により本学大学院に留学している4名の修士課程および博士課程在籍者と懇談、各学生の研究内容に関する質疑応答の後に、その成果を母国の発展に活用して欲しいとの強い期待が寄せられました。

協議の様子
協議の様子
JICA留学生との懇談
JICA留学生との懇談
関係者との記念撮影
関係者との記念撮影