2019年09月06日
2019年9月3日、コンゴ民主共和国国立生物医学研究所(INRB)所長 ジャン=ジャック・ムエンべ=タムフム博士が河野学長を表敬訪問されました。
博士は、1976年コンゴ民主共和国で未知の病気が存在することを確認、危険な状況下で血液と組織サンプルを採集し、エボラウイルスの発見に大きく貢献されました。以来、エボラウイルス病の制圧対策を指揮する専門家として活動するとともに、長年にわたり幅広い感染症の研究及び疾病対策の人材育成に尽力され、その功績が認められてこのたび東京で第3回野口英世アフリカ賞を受賞されました。
今回博士は、熱帯医学・グローバルヘルス研究科主催の市民公開講座(9/3)で講演され、また、翌日には同研究科及び熱帯医学研究所等の学生、教職員向けのスペシャルレクチャーを実施していただきました。今後のINRBと本学との間における研究者交流、共同研究、教育面での連携が期待されます。
![]() 懇談の様子 |
![]() 本学関係者との記念撮影 |
■第3回野口英世アフリカ賞授賞式と受賞者(内閣府ウェブページ)