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大学院工学研究科総合工学専攻 電気電子工学コース 博士前期課程1年生の池田雄太郎君が優秀発表賞を受賞

2019年8月20日〜8月22日に長崎大学にて開催された電気学会産業応用部門大会において,大学院工学研究科総合工学専攻 電気電子工学コース 博士前期課程1年生の池田雄太郎君が下記の論文に対する発表にて優秀発表賞を受賞しました。本賞は,電気学会産業応用部門大会の中で実施される,ヤングエンジニアポスターコンペティションに参加した全ての発表論文(183件)の中から,18件が表彰されました。

               記

論文題目:「ブリッジを設けたスリットステータモータに関する一検討」
著      者:池田雄太郎,横井裕一,樋口剛

論文概要
集中巻は分布巻と比べてコイルエンドが短くなるため,銅損の減少,材料コストの削減,モータの小型化が可能となるものの,鉄心や磁石で発生する損失を増大させる要因となる。これに対して本研究室で提案しているスリットステータモータは,これらの問題を解決しつつ,トルクおよび効率を向上させることができる。しかし,このモータの固定子は分割して製作する必要があり,製作工程をやや複雑にする。本論文では,このスリットステータモータにおいて課題になる製作工程の複雑化を解決するために,固定子を分割しない形状とそれに対するトルクや振動に関する諸特性を,有限要素法解析を用いて検討している。

賞状