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教育学部の及川大地准教授が、日本家政学会九州支部賞を受賞しました。

教育学部の及川大地准教授が、2019年10月5日に日本家政学会九州支部賞を受賞しました。本賞は、前年に掲載された論文の筆頭著者で40歳未満が対象となっています。「五島産ツバキ油の経口摂取が皮膚および肝臓の脂質代謝に与える影響」と題し、及川大地、吉田彩乃、宮崎駿平、武藤文恵の連名で2018年3月第69巻3号169〜175 頁に掲載された内容です。

長崎県の五島列島は、ツバキ油の産地であるため、本研究では、五島産ツバキ油の経口摂取がマウスの皮膚および肝臓の脂質代謝に及ぼす影響について検証しました。結果として、マウスツバキ油を4週間与えたところ、4%摂取したグループで血中総コレステロールおよびレプチン濃度が低くなる傾向がありました。また、ツバキ油の脂肪酸は皮膚および肝臓の脂肪酸に反映され、特にオレイン酸は皮膚に移行しやすいことが分かりました。

及川准教授 受賞公演の様子
受賞公演の様子