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医歯薬学総合研究科、田中貴子助教が日本呼吸理学療法学術大会にて奨励賞、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会においては優秀演題賞とダブル受賞。

受賞対象となった研究の一つは、「Effects of manual breathing assist technique on lung volumes and deoxygenation of sternocleidomastoid in patients with COPD」というテーマで呼吸理学療法分野の呼吸介助といった手技の効果について生理学的指標を用いて検証したものです。
今後、科学的根拠を持って理学療法の分野で使用できる手技であることを明らかにしました。
合わせて、「COPD早期発見・治療および啓発を目的とした長崎市COPD検診の取り組み」と題する発表内容は、長崎市臨床内科医会ならびに長崎市健康づくり課と協働し、長崎市でのCOPD検診の取り組みと効果について検討したものです。この取り組みは、COPDの早期発見、認知度向上に貢献したことを明らかにしました。
なお、同賞授賞式は11月10日同日、第6回日本呼吸理学療法学術大会の会場であるウインクあいち、11月12日同日、第29回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の会場である名古屋国際会議場で行われました。

田中貴子助教
田中貴子助教