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ロボットIoTによる海ごみ漂着状況診断システムの開発が、日本財団・JASTO・リバネスプロジェクトIKKAKUに採択

海ごみ削減を実現するビジネスの社会実証を目指した、日本財団・JASTO・リバネスプロジェクトIKKAKU(イッカク)に山本郁夫研究室(長崎大学海洋未来イノベーション機構)のロボット技術を活用した「衛星・ドローンによるごみ漂着状況診断システムの構築」の研究テーマが採択されました。
本プロジェクトは、海ごみの分布や漂着状況を衛星、ドローン(図1)、及び定点観測装置(図2)を用いて長期、網羅的な観測及び分析が可能な海ごみ診断システムの開発を行います。
対馬等を主要な舞台に展開するプロジェクトで、長崎大学は、産学で構成するチームCCSD(Coastal Cleanup Satellite and Drone)の一員として主導的な役割を果たすことを期待されてます。本学は、このプロジェクトを始めとして、海洋未来イノベーション機構、工学研究科、学生サークルである「長崎大学ながさき海援隊」及び「空援隊(予定)」などが連携するとともに、対馬市役所やNPO法人対馬CAPPA等の地域の皆様の協力を得ながら、海ごみの課題解決に向けた技術開発に鋭意取り組みます。

Droneの例
図1 Droneの例
定点観測装置の例
図2  定点観測装置の例