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新型コロナウイルス対応支援のため中国へ医療用手袋15万枚を支援

長崎大学は、中華人民共和国において新型コロナウイルスの感染が広がり、医療物資が不足している状況にあることから、このほど、医療用手袋約15万枚を調達し、中華人民共和国在長崎総領事館を通じ、同国内での対応活動にお役立ていただくこととしました。現在本学では教職員及び学生に対し募金を呼びかけておりますが、早急な支援の必要性から、先に物資の購入を決めました。
2月21日(金)には、中華人民共和国駐長崎総領事館にて、河野学長から劉亜明総領事に対し支援物資の目録が手渡されました。
贈呈式では、河野学長が、大学病院の感染症の医療チームが武漢市からの帰国者対応にあたったことや、文部科学省から研究費の助成を受け、熱帯医学研究所の研究者らが新型コロナウイルスの簡易迅速な検出キットの開発等を進めていることを報告し、劉亜明総領事からは「今回の災難により、日本からは様々な形でご支援いただき、日中両国の連携関係はより強固なものになったと感じている。新型コロナウイルスというこれまでなかったウイルスの出現により社会が混乱している今、感染症の分野において世界トップレベルの研究力を持っている長崎大学にはあらゆる面でご協力をいただいており、本当に感謝している。」との言葉をいただきました。
支援する医療用手袋は、湖北省武漢市の慈善総会へ届けられる予定です。
贈呈式の様子
贈呈式の様子
劉亜明総領事(右)と河野学長
劉亜明総領事(右)と河野学長
懇談する劉総領事と河野学長
懇談する劉総領事と河野学長