2020年09月15日
工学研究科 情報工学コースの修士2年、岸本友太さん、今井哲郎助教、荒井研一准教授、小林透教授が論文「SNS仲介ロボットによる認知症早期発見システムの研究」に対して、電子情報通信学会、ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会(LOIS研)より2019年LOIS研究賞を授与されました。
本賞は、当該年度の当研究会において極めて優れた講演発表を行った発表者、共著者に贈られるものです。
本発表は、会話型ロボットによるLINEメッセージ交換をトリガとして、収集した情報を基に、認知症発症の可能性を検知するというものです。従来は、だれに対しても同じ質問により、認知症の発症を検知していましたが、提案方式では、対象となるお年寄りしか知らない質問をすることが可能です。これにより、認知症のテストと認識されることなく、自然な会話で認知症の発症を検知可能です。
今後は、宅内に設置した超小型センサを活用した、日常の生活行動を定量化することで、認知症検知のさらなる精度を向上させる予定です。
![]() 左から、小林透教授、岸本友太さん、今井哲郎助教、荒井研一准教授 |
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