2020年11月09日
水産学部の山口敦子教授、古満啓介研究員とデラウェア大学のJennifer Wyffels博士研究グループが、アカエイの繁殖生態と胚発生、胎仔の発達過程について初めて明らかにし、国際誌Ichtyhological Researchにモノグラフとして発表した論文が2020年度日本魚類学会・論文賞に選出されました。この賞は、過去2年間に発表された論文の中から顕著な業績に対して表彰されるものです。責任著者であり、日本魚類学会の学会員である山口敦子教授が代表して、10月31日にオンラインで開催された学会で表彰されました。
本論文は、Ichtyhological researchに掲載された全論文の中で、昨年度(2019年度)のdownload数が1位となるなど世界的に注目度が高く、論文の完成度の高さと秀逸な研究成果が評価されたこと等が受賞理由に挙げられました。
〈受賞論文〉
Furumitsu, K, Wyffels JT, Yamaguchi A. (2019) Reproduction and embryonic development of the red stingray
Hemitrygon akajei from Ariake Bay, Japan., Ichthyological Research, 66:419-436.
論文は以下からダウンロードできます。
https://link.springer.com/article/10.1007/s10228-019-00687-9
![]() 2020年度日本魚類学会・論文賞 賞状 |