2020年11月11日
医学部は,オランダ海軍軍医ポンペ・ファン・メールデルフォールトが,1857年11月12日に長崎奉行所西役所において日本初の系統的な近代西洋医学の講義を開始した日を創立記念日としています。
この日を記念し,11月6日(金),医学部記念講堂において,創立記念講演会を開催しました。
今回は,名誉教授の相川忠臣先生を講師にお招きし,医学科2年生前村尚希さんの司会により,「〜アントニウス・ボードイン生誕200年記念〜アントニウス・ボードインと日本近代医療革命」と題した講演が行われました。
参加した130名の学生と教職員は,長崎で育てた近代教育と公衆衛生行政が,ポンペ、ボードインと松本良順をはじめとする彼らの弟子たちの貢献により,西欧に遅れることなく日本に定着し、東アジアに波及したという,相川先生の講演に熱心に聞き入りました。
![]() 講演を行う相川忠臣先生 |
![]() 講演会終了後の記念撮影 |