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ドイツ語翻訳論文がチュービンゲン大学のニュースレターに掲載

石松惇長崎大学名誉教授(現JICAカントー大学支援プロジェクトオフィス)と夫人が完成させた、ドイツ語論文『Morphologie und Physiologie der Atmung bei wasser-, schlamm- und landlebended Gobiiformes』の英訳出版とその背景がドイツ、チュービンゲン大学のニュースレターで紹介されました。

 

1931年に発表されたこのドイツ語論文は、当時チュービンゲン大学の大学院生であったElfriede Schöttle氏(故人)が行った『トビハゼ・ムツゴロウ類の呼吸循環系の解剖と生理』に関する研究をまとめたもので、非常に優れた論文で繰り返し引用されているにも関わらず、内容が必ずしも正確に理解されていないきらいがあったため、石松教授夫妻が約10年をかけて英訳、学術情報管理課や学術著作権協会、ドイツ国立図書館、チュービンゲン大学図書館などの協力のもと、今回の完成・出版に至ったものです。

 

論文は、『長崎大学水産学部研究報告101号』に掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
『長崎大学水産学部研究報告101号』

 

チュービンゲン大学 ニュースレター

 

記事タイトル
『Die Atmung der Schlammspringer: Tübinger Dissertation nach 90 Jahren ins Englische übersetzt』