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薬学部薬学科薬剤学分野6年生坂口美也子さんが日本薬剤学会第36年会で永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞を受賞

薬学部薬学科6年生の坂口美也子さん(薬剤学分野)が、日本薬剤学会第36年会(2021年5月13日~15日、オンライン開催)において「永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞」を受賞しました。

この賞は、日本薬剤学会第36年会における学部学生の研究発表を対象とするもので、卒業研究に関する優れた研究発表をおこなった学部学生を表彰するものです。提出された要旨の内容と指導教員からの推薦理由書をもとに厳正な審査が行われました。受賞対象となった発表は「組織透明化法による肝臓表面投与後のDoxorubicinやマーカー物質の吸収性と分布の評価」と題するものです。

本研究では、新規投与形態として開発している肝臓などの腹腔内臓器表面投与法における薬物空間分布を、薬剤学分野で開発した新規組織透明化試薬Seebestにより解析しました。抗癌薬Doxorubicinを用いて臓器表面投与後の薬物空間分布の可視化に初めて成功し、各種マーカー物質の肝臓表面投与後の薬物吸収・分布の結果と合わせて、今後の製剤設計を進める上で有益な知見を得ることができました。

 

坂口 美也子さん(薬学部薬学科)