2021年08月10日
2021年7月29日(木)、長崎大学、カリフォルニア大学バークレイ校及び蘇州科学技術大学の学生らは、ゲートウェイ成田(※)ランドスケープデザイン計画に参加し、このプロジェクトの開発元である共生バンク(株)に対して最終提案を行いました。
国境、文化、時差を超えて3か国の学生が考案し、提案したのは、ショッピングモールと展示場の建築物、野外劇場、屋上緑化、壁面緑化、ビオトープの庭やホテルの庭など、東京ドーム10個分(45.5万平方メートル)に広がる多様なランドスケープのデザインでした。
コロナ禍のためオンラインでの発表となりましたが、本プロジェクトの建築を担当している関係者にも直接学生のデザインを紹介することが出来ました。そして、学生たちの発表を聞いた共生バンク(株)の柳瀬公孝会長は、長崎大学のワークショップで考案された多くのアイデアを非常に高く評価し、実際のランドスケープの中にデザインとして取り入れて行きたいと話されました。
学生の発表
デザイン案のアニメーション
環境科学部では、カリフォルニア大学バークレイ校大学院生を含めた、ランドスケープデザインのワークショップを毎年夏に行っています。7年目を迎える今年は、環境科学部が蘇州科学技術大学との学術協定を昨年締結したことから、バークレイ校大学院生に加え、蘇州科学技術大学の建築、都市計画、ランドスケープ学科からの学生も参加し、3カ国共同のプロジェクトとなりました。
(※)共生バンク(株)が開発元である「共生(ともいき)日本ゲートウェイ成田プロジェクト」の一環です。成田国際空港付近の複合商業施設開発計画で、2025年オープンを予定しています。
このニュースは長崎大学グローバル連携機構のHPでも紹介しています。ぜひご覧ください。