2021年09月14日
2021年9月14日(火)13:30から1時間にわたり、新型コロナウイルス感染症対策担当副学長の泉川公一教授を講師に、長崎大学文教キャンパス内にある「おもやい保育園」の教職員を対象とした感染予防レクチャーが開催されました。8月上旬から始まった第5波の感染拡大では若年層の感染や家庭内感染が顕著になり、県内でも保育施設や児童福祉施設でクラスターが発生したことなどを受けて企画されたものです。
レクチャーでは、単に対策を学ぶだけでなく、新型コロナウイルスやワクチンの効果について最新の知見についても学ぶ幅広いものとなりました。泉川副学長は「子どもの感染対策は、小さい子どもになればなるほど難しいが、新型コロナウイルスは、そういう弱い人に忍び寄ってきます。リスクはゼロにできないが、減らす努力が重要です。感染対策の基本として、手洗いの正しく効果的な実践と、環境の整備を行いましょう」とレクチャー。園内施設の消毒方法、子どもたちの会話や食事の際の留意点について互いに実践方法を確認するなど、保育園教職員の高い関心も伺えました。レクチャーの後の質疑応答では、多岐にわたる質問や疑問について熱心なやり取りが続きました。