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経済学部山口准教授が「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」審議会会長として、田上長崎市長に評価報告

田上長崎市長に審議会の報告書を渡す、山口准教授

2021年9月29日、長崎大学経済学部の山口純哉准教授が「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の審議会会長として、田上長崎市長に令和2年度の長崎市の施策・事業の評価について、報告を行いました。この審議会には、委員として教育学部の小西祐馬准教授も協力しています。

「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」とは、長崎市の人口減少克服と地方創生の実現に向けた具体的戦略のことです。

皆さんは、長崎市が具体的にどのような戦略を掲げているかご存じでしょうか。戦略の主な項目として、「長崎市がめざすべき姿」とその実現に向けた4つの目標をご紹介します。

〈第2期長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略〉
【長崎市がめざすべき姿】
 若い世代に選ばれる魅力的なまち
 ・【基本目標1】経済を強くし、新しいひとの流れをつくる
 ・【基本目標2】子どもをみんなで育てる 子育てしやすいまちをつくる
 ・【基本目標3】「まちの形」と「まちを支えるしくみ」をつくる
 ・【特定目標】交流の産業化

この第2期総合戦略の策定に関する審議や戦略に基づく長崎市の施策・事業について、中立的・専門的観点から評価し、新たな取り組みの提案等を行うのが、この審議会です。審議会委員は、産業、教育、行政、金融、労働団体、メディア、士業及び市民の代表で構成されています。

山口准教授は、会長として審議会を開催、長崎市から提供される膨大なデータを委員とともに分析、意見交換を行い、評価に関する報告書を取りまとめました。
今回の市長報告では、はじめに山口審議会会長から評価全般に関する意見等の報告が行われ、続いて委員3名からコメントが述べられました。
〈評価全般に関する意見等〉
 (1)PDCAサイクルの改善について
 (2)重要業績評価指標の見直しについて
 (3)市民との対話について
 (4)デジタル化を活用した市民の利便性向上等について
 (5)新型コロナウイルス感染症の影響下での総合戦略の評価の結果と方法について
 ※報告の詳しい内容は、長崎市のホームページに掲載予定です。

〈長崎市まち・ひと・しごと創生〉
https://www.city.nagasaki.lg.jp/syokai/730000/731000/p028263.html

報告を受けて、田上長崎市長からは、「的を射たご指摘ばかりで頷きながら聞かせていただきました。試行錯誤しながら、具体的な答えを出していきたい」とコメントがありました。

市長報告の様子