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医歯薬学総合研究科 生命薬科学専攻 久保田 健斗さんと坂田 淳さんが第38回日本薬学会九州山口支部大会にて優秀発表賞を受賞    

大学院医歯薬学総合研究科 生命薬科学専攻 薬品製造化学研究室 博士前期課程2年生の久保田 健斗 さんと坂田 淳さんは11月13日にオンラインで開催された第38回日本薬学会九州山口支部大会において優秀発表賞を受賞しました。
久保田 健斗さんの研究内容は「海産天然物ギムノジミンの合成研究」と題するものです。ギムノジミンはニコチン性アセチルコリン受容体の強力なアンタゴニスト作用を示す複雑な天然有機化合物で、神経疾患の医薬リード化合物として注目を集めています。
一方、坂田 淳さんの研究内容は「アンサマイシン系天然物サイトトリエニンAの合成研究」と題するものです。サイトトリエニンAは白血病細胞に対し低濃度でアポトーシスを誘導することから、新規坑がん剤のリード化合物として注目されています。二人は石原教授と福田准教授の指導のもと、それぞれ独自な合成方法を開発し、これら天然物の有用合成中間体の効率的な合成に成功しました。この結果が高く評価されました。



坂田 淳さん(左)と久保田 健斗さん(右)