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  • 受 賞

医歯薬学総合研究科 遠山柊介さんが 第75回日本食道学会学術集会(ハイブリッド)において優秀演題に選出

2021年9月23日(木)〜24日(土)にヒルトン東京お台場で開催された、第75回日本食道学会学術集会(ハイブリッド)において、医歯薬学総合研究科 医療科学専攻 内部障害リハビリテーション学分野博士課程1年の遠山柊介さんが発表した演題が、優秀演題に選ばれました。
対象となった研究は、「術前から始める病院間連携食道がんリハビリテーションプログラムとその有用性」です。2017年より食道がん患者を対象とした病院間連携リハビリテーションプログラム(Perioperative Optimal Management through Physical Exercise – Esophagectomy: POMPE-E)を長崎大学病院移植・消化器外科と田上病院で実施しており、その有効性を術後の運動耐容能の回復の観点から検討しました。
今回、運動耐容能の指標として6分間歩行距離を用い、これが術後6週の時点で術前と同等のレベルまで回復していたことからPOMPE-Eの有用性を明らかにしました。本研究は、急性期病院と地域の一般病院における病院間連携のモデルケースとなることが期待され受賞となりました。



左から小林慎一朗 助教(医歯薬学総合研究科 移植・消化器外科)、遠山柊介さん