HOME > NEWS > 詳細

News

ここから本文です。

  • 受 賞

工学研究科 総合工学専攻 田川 隆成さんと宮地 将希さんが第67回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会において「優秀発表賞」を受賞

工学研究科 博士前期課程 総合工学専攻 動的分子化学研究室所属 2年次の田川 隆成さんと1年次の宮地 将希さんが、第67回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会(2021年11月19、20日、オンライン開催)において、優秀発表賞を受賞しました。
田川 隆成さんは、「無希釈無溶媒におけるビオロゲン型イオン液晶のサイクリックボルタモグラム」と題した研究発表(ポスター発表)を行い、宮地 将希さんは、「酸化還元活性イオン液体のボルタモグラムから得られる拡散係数の解析」と題した研究発表(口頭発表)を行って、標記の討論会において表彰されました。
田川さんの研究は、酸化還元活性をもつイオン液晶を対象にサイクリックボルタンメトリーやポテンシャルステップクロノアンペロメトリーを行い、液晶相の酸化還元メカニズムについて議論したもので、宮地さんの研究は、酸化還元活性イオン液体の定常ボルタモグラムと非定常ボルタモグラムからそれぞれ拡散係数を求めることで、解析的電気化学手法が支持電解質不在の場合にどの程度適用できるのかについて議論したもので、いずれも解析的電気化学分野における斬新で深いアプローチが高く評価されました。


左から田川 隆成さん(博士前期課程(2年))、相樂 隆正学会長(本学工学研究科 教授)、
宮地 将希さん(博士前期課程(1年))

優秀発表賞 賞状 (左)田川さん(右)宮地さん