日本財団・英国スコットランド国際開発庁国際研究事業のAUV・ROV海中ドッキングシステムの開発が成功裏に完了

長崎大学海洋未来イノベーション機構山本郁夫教授研究室は、日本財団・英国スコットランド国際開発庁国際研究事業「効率的な海底機器検査技術システムに関する研究」にて実施のAUV(Autonomous Underwater Vehicle:自律型無人潜水機）とROV(Remotely Operated Vehicle：遠隔操作型無人潜水機）との海中ドッキングシステムの開発（図１）と海中ドッキング試験に成功しました（図２）。

本研究は三菱重工業（株）との共同研究で実施し、弊大学は全体システム設計とAUVドッキング機構付きROV（JYUBOT)の開発・製作及び実験を主に行いました。これによりAUVの充電が海中で行えるため、洋上風車海底ケーブルの検査等に用いられるAUVの大幅な稼働率向上が期待されます。

図１　AUV・ROV海中ドッキングシステム


図２　大村湾での海中ドッキング試験

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