HOME > NEWS > 詳細

News

ここから本文です。

  • トピックス

情報データ科学部 学部開設1周年記念 特別講演会を開催

情報データ科学部は令和2年4月に開設、現在、学生220名、教員30名が在籍しています。このたび、学部開設1周年を記念するとともに、今後の学部の在り方等について考える機会とすることを目的とし、令和3年12月15日(水)に長崎大学スカイホールにおいて特別講演会が行われました。
今回は、日本電信電話株式会社 NTT人間情報研究所 木下 真吾 所長を講師にお招きし、「NTTの最新メディア技術~オリンピック・パラリンピックでの活用事例を中心に~」と題した講演が行われました。



講演を行うNTT人間情報研究所 木下所長


史上初の無観客で開催された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で最先端のテクノロジーとクリエイティブが融合した体験を演出するため、プロジェクトマネージャとしてチーム全体を牽引し、次々に直面する様々な課題を技術的にどう解決し実現したか、などの話に参加者は熱心に聞き入りました。
講演後、参加者からは、用いられた技術や課題解決に関するテクニカルな内容の質問など、活発な質疑応答が行われ、参加した学生からは「将来NTTの研究所に入りたいが、何を学んだ方が良いか」との質問があり、木下所長は「大学の授業も大事だが、失敗してもいいので何事にも一生懸命に取り組んだ経験、他の誰にも負けない情熱とあきらめないハートを持って、様々なことにチャレンジした経験を積んでほしい」、「これらの経験は、実際に仕事をするうえで必要な、どんな知識・技術よりも必ず役に立つ」とのアドバイスがありました。

情報データ科学部は開設2年目で最上級生は2年生です。
3・4年次ではそれぞれのコースで情報科学、データ科学に関する専門的な知識・技術を身に付けていくこととなります。
また、情報データ科学部としては、学部の科目だけではなく、実社会課題解決プロジェクトを通じ実践的な課題にチャレンジし、学生に様々な体験を経験してほしいと考えると同時にこれらの学生の取り組みを学部として支援していきたいと考えています。