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  • 社会連携・貢献

長崎県内の中小企業家を対象に企業の炭素経営について経営者塾で講演を実施

2021年12月13日(月)、長崎大学環境科学部教員(ソク サニー准教授、太田貴大准教授)は、長崎県中小企業家同友会(*)主催のオンライン「環境経営を学ぶ!長崎同友会経営者塾」に参加し、長崎県内の中小企業を対象に「炭素中立時代における 企業の炭素経営の現状・動向」について講演をしました。
この講演会は、長崎大学令和3年度プラネタリーヘルス研究支援の下で行われている「森林管理による二酸化炭素吸収のカーボンオフセットクレジットに対する企業需要の解明:長崎県を事例として」の研究の一環として実施されました。
本講演会では、「気候変動」と「コロナ」という2つの危機に直面している中、グリーン社会の実現に向けた国際社会と政府における2050年カーボンニュートラルに関連する政策動向、及び、この目標の達成のため、企業への期待が高まる状況、国内外の企業の炭素経営の現状・動向について紹介しました。
今後の後続講演会を通じて企業のカーボンオフセットを活用した環境及び炭素管理に関する情報を提供し、さらに上記研究を遂行する上で有益な意見交流などを行う予定です。
(*)長崎県中小企業家同友会(www.nagasaki.doyu.jp)は、県内の中小企業経営者団体であり、県内及び全国の同友会との交流の中で、優れた活動や経営体験から教訓を汲み取り、経営に役立つ中身のある活動を行っております。
 

オンライン講演会の様子 (長崎県中小企業家同友会提供)