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医歯薬学総合研究科 東 晃史 大学院生(兼 病院形成外科 助手)が日本マイクロサージャリー学会最優秀論文賞を受賞

2021年12月3日, 医歯薬学総合研究科 東 晃史 大学院生(兼 病院形成外科 助手)が, 2021年度『日本マイクロサージャリー学会』最優秀論文賞を受賞しました。この賞は,マイクロサージャリー分野に貢献する本年度の最も優れた論文に授与されるもので,つくば市で行われた第48回日本マイクロサージャリー学会学術集会総会で表彰されました。
受賞した論文は,「Selection of a recipient vessel related to the reconstruction area around the knee by free flap」で臨床論文となります。膝周囲の軟部組織の治療は難渋することが多く,外傷や腫瘍により広範囲な軟部組織欠損となった場合は遊離組織移植が必要となります。膝周囲に遊離組織移植を行う際は,移植組織に血液を供給する移植床血管の選択が特に課題であるとされています。
本論文では,長崎大学病院形成外科におけるこれまでの症例を調査し,膝周囲を部位別に分類して,それぞれに適した移植床血管について整理して報告し,実臨床において参考となる内容で,臨床的意義のある論文との評価を受けました。

 

東  晃史さん