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長崎大学医学部保健学科看護学専攻が看護学教育の質について第三者評価(分野別評価)を受審し、「適合」評価 ~国立大学で、2番目の「適合」認定~

長崎大学医学部保健学科看護学専攻は、一般財団法人日本看護学教育評価機構による令和3年度看護学教育評価(分野別評価:注1)の結果、評価領域全般にわたって評価基準に「適合」していると認定されました。
国立大学では、前年度に受審した秋田大学に続いて、2番目の「適合」認定となります。全国289看護系大学(2020年5月現在)のうち、2020年度に4大学、2021年度に6大学が「適合」認定を受けています。
看護学教育評価では、1) 教育理念・教育目標に基づく看護学教育課程(カリキュラム)の枠組み、2) 看護学教育課程における教育・学習活動、3) 看護学教育課程の評価と改革、4) 看護学教育課程への入学者選抜の4つの評価基準について、大学が自己点検した後、評価チームによってピアレビューの形で評価が実施されます。自己点検のプロセスにおいて、自らの課題に気づき、看護学教育の質改善に向けて取り組むことが重視されており、教員にとってもFD (Faculty Development) として貴重な経験でした。また、これまで実施してきた教育活動が良質であると評価していただいたことで、自信にもつながりました。
今後、この看護学教育評価は、7年毎に受審することになります。
なお、「優れた点」として評価いただいた大学病院との連携やシミュレーター教育等については更に推進・向上させ、今後の課題として指摘を受けた看護学専攻独自の授業評価については改善していきながら、受験生や地域の皆様から「選ばれる看護系大学」であり続けたいと思います。

(別紙参照)
長崎大学医学部保健学科看護学専攻に対する看護学教育評価(分野別評価)結果の総評

(注1)
分野別評価:「教育及び研究、組織及び運営並びに施設及び設備の総合的な状況」について、国の認証を受けた機関が定める評価基準に、各大学が適合しているかについての適格認定を受ける「機関別認証評価」は法律で義務化されている。その「機関別認証評価」では必ずしも審査されない、看護学教育に特化した評価基準とし、看護学の教育課程とその展開にあたって必要な点に絞った評価。

看護学教育評価適合認定証 2022-2029