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  • 受 賞

『「生理の貧困」対策プロジェクトながさき』が日本助産学会賞を受賞 日本助産学会学術集会で活動報告

2022年3月20日、21日に開催された、日本助産学会学術集会における「全国助産師学生交流&学生ポスター発表会」において、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻の助産師養成コースの学生が、「生理の貧困」対策プロジェクトながさきの活動報告を行い、SDG'sに関連するすばらしい活動であるとして日本助産学会賞を受賞しました。  

 

 「生理の貧困」対策プロジェクトながさきは、①トイレに当たり前に生理用品があること、②生理用品配布を通じて情報を提供すること、③女性・男性・性的マイノリティ・おとな・子ども関係なく、包括的性教育の機会を保障することを目標とし、2021年10月から活動を開始しています。
今後もこの活動を継続し、生理用品を必要としている人の手に届けるために、活動内容の評価・修正を行い、メンバーの増員を目指すとともに、利用者の声を知る方法も検討しています。
また、現在の活動は、学内の限られたキャンパスでの実施にとどまっているため、他学部との連携や設置施設の拡大も目指していきます。
 
「生理の貧困」対策プロジェクトながさきでは、この問題はSDGsにおける「ゴール1:貧困をなくそう」、「ゴール3:すべての人に健康と福祉を」、「ゴール5:ジェンダー平等」などに関連し、“誰ひとり取り残さない”というSDGsの実現のためにも、「生理の貧困」から見える課題解決は重要な取り組みと考えています。

前列左から 山下さん、志波さん  
後列左から 石上さん、高橋さん、中村さん