HOME > NEWS > 詳細

News

ここから本文です。

  • トピックス

第1回長崎歯学会を開催しました

  本学歯学部ではこれまで定期的に基礎臨床研究フォーラムを実施してきましたが、プラネタリーヘルスの実現も含め、今後さらなる研究力および教育力の向上を目指し、このたび長崎歯学会を設立しました。設立にあたり令和4年3月19日、「With / After コロナ時代の歯学教育改革〜高齢者歯科学教育の変化と展望〜」をテーマに第1回長崎歯学会キックオフシンポジウムを開催しました。

 本学歯学部は文部科学省補助金 課題解決型高度医療人養成プログラム(2014~2018年度)選定事業「健康長寿社会を担う歯科医学教育改革─死生学や地域包括ケアモデルを導入した医科歯科連携教育体制の構築─」(岡山大学主管、参加校11大学)に参画しています。このシンポジウムを第1回長崎歯学会のキックオフシンポジウムとさせていただきました。

 基調講演には地域包括ケアシステムの教育研究でご高名な本学医歯薬学総合研究科地域医療学分野の永田康浩教授より、ウィズコロナ時代の社会に対応できる医療人材の養成という観点からご講演をいただきました。またシンポジウムではウィズコロナ時代の高齢者歯科学教育をテーマとし、水口俊介教授(東京医科歯科大学高齢者歯科学分野)、曽我賢彦准教授(岡山大学病院医療支援歯科治療部)、角忠輝教授(本学総合歯科臨床教育学分野)の三名の先生方にご講演をいただいたのちディスカッションを交わしました。

 今回はオンラインによる開催でしたが、本学のみならず他大学11校、長崎県歯科医師会の先生も含め計87名の参加があり、盛会にて終えることができました。長崎歯学会が歯学の発展に寄与する学会となるよう皆様方のご支援ご指導を賜りますようお願いいたします。

 

歯学部長 村田比呂司
村田歯学部長(左)から永田康浩教授(右)への感謝状贈呈