2022年08月18日
8月9日(火)午前10時54分から医学部記念講堂において、理事、医学部長、教職員、ウクライナからの留学生ら約40人の出席のもと77年目の原爆犠牲者慰霊祭が執り行われました。本慰霊祭は、原爆死没教職員・学生898人の御霊を慰めるため毎年実施されておりますが、本年は新型コロナウイルス感染予防のため、やむなく御遺族をはじめ学外者の参列を取りやめ、学内者中心での開催となりました。
はじめに式辞において前村医学部長から、長崎大学は、これからも被爆体験を後生に継承すべく活動して行くこと、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に対し、いち早く抗議声明を発表し、勉学の機会が失われたウクライナの学生を受け入れていること、プラネタリーヘルスをスローガンとして掲げ、さまざまな取り組みが行われていることを話され、国内唯一の被爆医科大学として、核兵器廃絶をめざして努力して行くとの決意を述べられました。
引き続き、原子爆弾投下時刻の午前11時2分に合わせて、参列者全員による黙祷が捧げられた後、医学部長をはじめ大学関係者ら参列者全員による献花を行いました。
最後に、遺族を代表して青木 克己 氏からのご挨拶をもって閉式となりました。 |
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