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  • 受 賞

情報データ科学部 教授 小林透研究室所属の卒業生 岸本友太さんが2021年LOIS若手研究者賞を受賞

 情報データ科学部 教授 小林 透研究室所属の岸本 友太さん(発表時、工学研究科博士前期課程2年、2020年度修了)が、電子情報通信学会ライフインテリジェンスとオフィス情報システム(LOIS)研究会、2021年1月研究会において、「2021年LOIS若手研究者賞」を受賞しました。
 本賞は、LOIS研究会にて発表が行われた論文のうち、プレゼンテーション技術および発表内容が優れていると評価された発表者に贈られるものです。

 岸本さんは”アンビエントセンサによる認知症予兆検知システムの研究”というタイトルで、認知症を診断するために必要な「認知機能障害」と「生活機能障害」の双方を把握することで、人型コミュニケーションロボットが一人暮らしの高齢者との自然会話を基に認知症診断を行い、認知症の疑いがあればSNSを介して離れて暮らす家族に通知する認知症早期発見システムを発表しました。その秀逸なアイデアとプレゼンテーションが評価され、今回の受賞となりました。

 これらは、工学部情報工学コース、及び工学研究科で積み重ねてきた知識・技術に加え、努力と飽くなき探求心が実を結んだ成果であり、今後の更なる飛躍に期待するとともに、情報データ科学部の学生に対しても、大学で学んだことが実社会において活用できる具体例を示すことができ、良い刺激を与えてくれるものと思います。

 


岸本友太さんと小林教授
賞 状