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幕末期の古写真「ボードインコレクション展」を開催しました。(附属図書館)

幕末期の古写真「ボードインコレクション展」を開催

テープカット

テープカット

フーフェン夫人に感謝状を贈る齋藤学長

ボードインコレクション展の様子

フーフェン夫人に感謝状を贈る齋藤学長 ボードインコレクション展の様子

附属図書館は,10月3日から10月20日までの間,「オランダ人の見た幕末の長崎」と題した幕末期の古写真アルバム「ボードインコレクション展」を,長崎歴史文化博物館において開催しました。
このコレクションは,本学医学部の起源である養生所の第2代教頭アントニウス・ボードインが,弟で長崎オランダ領事であったアルベルト・ボードインと協力して,撮影及び収集したコレクションで,幕末の映像を現在に伝える歴史資料として極めて貴重なものです。
同コレクション展は,幕末の長崎を中心に当時の風景や風俗のパネル56点の他,ボードインコレクションの実際のアルバムやボードインの講義録「日講紀聞」等も展示しました。
オープニングセレモニーでは,ボードインのご子孫であり本学にコレクションを譲渡してくださったフーフェン夫人や,ヤン・コップ在大阪・神戸オランダ王国総領事ら出席のもと,テープカットを行い,展示会が開始されました。
毎年附属図書館が開催する古写真展を待ちこがれている多くの市民から好評を博し,開催18日間で4300人を超える入場がありました。
日本における古写真ブームの火付け役となったボードインコレクションが,本学保有の地域歴史資料として広く市民に認知されたことで,古写真を用いた地域連携の発展が期待されます。


(附属図書館)