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下村脩博士記念薬学部研究教育賞・研究奨励賞表彰式・記念講演会を開催

 薬学部では、令和3年度から若手研究者(准教授・助教)の研究・教育意欲向上を図ることを目的とした研究教育優秀者表彰制度を導入しています。
 令和4年度は、准教授を対象とした「下村脩博士記念薬学部研究教育賞」には、医薬品情報学分野の向井英史准教授を、また助教を対象とした「下村脩博士記念薬学部研究奨励賞」には、実践薬学分野の黑﨑友亮助教を選考し、令和5年2月8日(水)に表彰式並びに記念講演会を、対面とオンラインのハイフレックスで開催しました。薬学系の教員など27名が参加されました。
 西田学部長の開会挨拶に続き、向井准教授、黑﨑助教にそれぞれ表彰盾が贈られました。
 その後、黑﨑助教が「抗原提示細胞標的型ナノ粒子の開発と新型コロナウイルスワクチンへの応用」と題して、これまで行ってきた研究内容を新型コロナウイルスワクチン開発に応用していることや、今後の研究展開について発表されました。
 また向井准教授が「PETに基づくニューモダリティの薬物動態研究とプレシジョン画像診断薬の開発」と題して、これまで行ってきたPETを用いた診断や治療について、また今後の薬学教育に対する提案などについて発表されました。
 最後に下村脩博士ノーベル化学賞顕彰記念創薬研究教育センターの尾野村治センター長から、選ばれた二人に対して今後の更なる発展と活躍を期待されることや若手教員への激励の言葉があり、閉会しました。


向井 准教授

黑﨑 助教

左から尾野村センター長、黑﨑助教、向井准教授、西田学部長