2023年03月10日
内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」の九州地区表彰式が3月2日、ANAクラウンプラザホテル福岡で開催され、情報データ科学部 小林 透 教授が表彰式に参加いたしました。
「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、ものづくりに携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもので、粕谷製網株式会社 、長崎県工業技術センター 等と連携し開発を行った「養殖業界に革新をもたらす、AIを活用した世界初の樹脂製亀甲網の開発」が優秀賞に選定されました。 九州地区では、「優秀賞」が4件選ばれましたが、大学関係者が受賞したのは、本件のみとなっています。
AIといえば、 最近ではChatGPTなどが注目を集めていますが、ソフトウェアだけではなく、自動運転などハードウェアとの連携も盛んに進められています。活用できる分野は無限にありますが、「ものづくり:インフォメーションサイエンス」と「ことづくり:データサイエンス」の両方の要素が必要になります。本学部で学ぶ学生の皆さんには、授業を通じて知識・技術を身に付け、新しい発想で、よりよい社会づくりにチャレンジしてほしいと思います。
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■第9回ものづくり日本大賞 受賞者一覧
https://www.monodzukuri.meti.go.jp/backnumber/09/index.html
■養殖業界に革新をもたらす、AIを活用した世界初の樹脂製亀甲網の開発
https://www.monodzukuri.meti.go.jp/backnumber/09/03_26.html