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経済学部 講義「国際関係概論」にて、シュータ・ロリナ先生(元 駐ウクライナ日本大使館員)と多田幸雄先生(米国NPO法人CEPEX理事長/元双日ワシントン支店長)にご登壇いただきました(片淵キャンパス講堂にて)

 経済学部では、文部科学省に採択されたグローバル人材育成事業の一環として始めた、「国際関係概論」という授業を開講しています。グローバル社会で活躍するには何が必要なのか。政府機関、民間企業、NGO等、国際舞台の第一線でご活躍の方々にお話いただいています。
 5月26日(金)の授業には、元 駐ウクライナ日本大使館員のシュータ・ロリナ先生(現在は双日総合研究所にて研修中)と米国NPO法人CEPEX理事長の多田 幸雄 先生(長崎大学経済学部客員教授/元双日ワシントン支店長)にご登壇いただきました。今回は特別に一般公開を行い、3つの報道機関が取材に来られました。
 授業では、ロリナ先生から「A view from Ukraine: 15 months into the war」とのタイトルでお話しいただきました。ウクライナの歴史・文化・宗教・経済など様々な側面を解説いただき、今般のロシアによる侵攻の背景や残酷さについてもご説明くださいました。また多田先生からは、ロリナ先生のお話の背景や補足説明をいただくとともに、国際情勢の見方について、解説いただきました。
 ロシアによるウクライナ侵攻開始時に日本大使館で勤務されていたロリナ先生から直接お話を伺うことで、受講生は現在進行形の国際情勢や平和について、さらには他国を知るとはどのようなことなのかを学ぶ貴重な機会となりました。

講義を行うロリナ先生(口頭での説明は英語で、スライドは日本語で用意くださいました)

講義を行う多田先生

講義後にロリナ先生と多田先生に質問を行う学生