第8回長崎国際医学生奨励賞授賞式を挙行しました。（医歯薬学総合研究科学術協力課）

第８回長崎国際医学生奨励賞授賞式を挙行

長崎国際医学生奨励賞受賞者と長崎大学・セミパラチンスク医科大学関係者

９月８日，医学部は，カザフスタン共和国のセミパラチンスク医科大学において，医歯薬学総合研究科の兼松教授（前医学部長），山下教授，林田助教，同医科大学出身者のメイルマノフ・セリック助教，医学部・歯学部附属病院の林准教授，熊谷助教，さらに第１回受賞者のアイヌール・アキルジャノワ客員研究員ら出席のもと，第８回長崎国際医学生奨励賞の授賞式を行いました。
授賞式では，セミパラチンスク医科大学の成績優秀な学生２名に兼松教授から賞状と副賞の楯及び奨学金が授与されました。また，授賞式に先立ち，兼松教授から長崎大学医学部の１５０年にわたる歴史とこれまで果たしてきた先駆的な役割についての特別講義及び山下教授から長崎大学が取り組んでいる世界のヒバクシャ医療と放射線の健康影響に関する研究についての特別講義が行われ，多くの学生が熱心に聞き入っていました。今回の受賞者をはじめとする若い世代が，今後両大学さらには両国の架け橋になることが期待されます。
なお，この賞は，１９９８年からセミパラチンスク医科大学の成績優秀者や苦学生などを対象に授与してきた「セミパラチンスク長崎医学賞」を，将来，同医科大学以外にもその対象者を拡大することを見据え，前回（前年度）から名称変更したものです。

（医歯薬学総合研究科学術協力課）

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