長崎大学病院 保存・補綴歯科 玉田助教が”Outstanding Poster Presentation Award”を受賞

　長崎大学病院 義歯補綴治療室、嚥下障害治療センターの玉田泰嗣 助教が、IAGG Asia/Oceania Regional Congress 2023にて、演題「Objective assessment of aging changes in the swallowing reflex using muscle synergy analysis」を発表し、1000演題を超えるポスター発表の中から「Outstanding Poster Presentation Award」を受賞しました。
　本研究では、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査により評価していた嚥下反射惹起の遅延を含む嚥下機能の低下を、筋電図と筋シナジー理論を組み合わせることで、非侵襲で捉える方法を開発しました。これにより嚥下を専門とする医療者がいない病院や施設においても客観的な評価に基づくトロミ濃度や食形態の選択が可能となることが期待されます。

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