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工学部の高橋和雄教授が平成22年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

平成22年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

工学部 高橋 和雄 教授 平成22年度防災功労者内閣総理大臣表彰 賞状
工学部 高橋 和雄 教授
平成22年度防災功労者内閣総理大臣表彰 賞状
記念撮影
記念撮影

工学部環境システム工学講座(社会開発工学科)の高橋和雄教授は,平成22年9月2日,平成22年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。
この賞は,毎年9月1日の防災の日に因んで,災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施,平時における防災思想の普及または防災体制整備の面で貢献し,特にその功績が顕著であると認められる団体または個人を対象に表彰するもので,本年度は,4個人,14団体が受賞しました。

受賞理由は“高橋教授は,昭和57年長崎豪雨災害以降,多年にわたり,風水害,地震,火山噴火等15の災害について,災害の初動期における防災機関・住民の対応,都市災害,被災者対策,復興対策の諸課題を長期間にわたってヒアリング,アンケート調査などにより詳しく,学際的に調査して報告書,論文等にまとめ,被災地の災害対策,復興計画,被災者の生活再建等に反映させるとともに,防災行政に対し有用な提言を行った。調査結果を講演会及び各種メディアを通じて報告することにより,自助・共助の重要性や多様な組織等の重要性を提言し,地域や行政機関等のネットワーク形成に尽力した。
また,日本災害復興学会や日本災害情報学会などにも所属し,特に日本災害復興学会と日本災害情報学会では理事を務めるなど学会に対しても多大な貢献をしている。さらに,中央防災会議「地方都市等における地震防災対策に関する専門調査会」委員等を歴任し,災害教訓を基にした数多くの有用な提言を行い,防災対策の推進に多大な貢献をした”とされています。
なお,表彰式は同日,総理大臣官邸大ホールで行われました。

(平成22年9月 工学部)