HOME > NEWS > 詳細

News

ここから本文です。

  • その他

令和5年度長崎大学解剖体慰霊祭を挙行

 10月26日(木)午後2時から医学部記念講堂において、医学・歯学の発展のため自らの身を捧げられた方々の御霊に感謝し、ご冥福をお祈りする令和5年度長崎大学解剖体慰霊祭を、ご遺族、余光会(正常解剖のために献体することを目的とする篤志家の団体)会員をお招きし、医学部長、歯学部長ほか学内外関係者並びに学生ら約290名が参列して挙行しました。
 医学部及び歯学部には、この1年間に人体の形態や正常構造等を学ぶための学生実習や病気の原因・治療効果の病的変化を調べるため、70名のご遺体がご提供されました。
 
 学生により構成された室内合奏団の演奏のなか、医学部学生代表の献花に始まった慰霊祭は、生命医科学域肉眼解剖学分野  髙村 敬子教授と病院  病理診断科・病理部  山口 倫教授による新霊位御尊名奉呈の後、参列者全員による黙祷を行い、池松 和哉医学部長が、「解剖とは、人体の構造や組織のしくみを学ぶもので、医学の基礎となるもので、最も重要な学問でもあり、医師・歯科医師になるためには必ず習得せねばなりません。現代の医療に携わる者として、また医学生・歯学生を指導する者として、これらご献体の意義を十分に理解し、皆様の尊いご遺志に添うように、今まで以上に今後も精進し、優秀な医療人を育成して参ります。」と慰霊の辞を捧げました。また、関係教室代表及び余光会会長の弔辞に引き続き、学生代表が「解剖学を学び始めて間もない私たちが尊い御体に触れるなど、御遺族の方々にとりましては大変耐え難いことであると思います。それにも関わらず、私たち学生の教育のために、そして、医学のさらなる発展のためにご献体下さいました方々、深い御理解を示された御遺族の方々の崇高なる御心に、心より感謝申し上げます。私たちは、その御心に背かぬようますます学業に励み、将来社会に大きく貢献できる医師、歯科医師となることを誓います。」と弔辞を述べました。
 その後、参列者全員で献花を行い、御霊のご冥福をお祈りしました。
 最後に、ご遺族を代表して松山 範子様からご挨拶が述べられた後、「ご献体いただいた方の篤いご意志と、ご参列いただいたご遺族の方に改めてお礼申し上げます。」との医学部長の謝辞を最後に、式は滞りなく終了しました。


慰霊の辞を述べる池松医学部長


弔辞を述べる学生代表

参列者による黙祷

献花を捧げる参列者