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  • 受 賞

水産・環境科学総合研究科 博士前期課程の永冨宏樹さんが第28回大気化学討論会で学生優秀発表賞を受賞しました

 水産・環境科学総合研究科(環境科学専攻)の博士前期課程1年の永冨宏樹さん(大気環境科学研究室)が、令和5年11月20~22日に長崎市で開催された第28回大気化学討論会(日本大気化学会の全国大会)において、学生優秀発表賞を受賞しました。
 受賞対象となった発表は、「機械学習を用いたカメラ画像解析による雲仙岳での霧発生状況の判別の妥当性」です。永冨さんは、雲仙岳でタイムラプスカメラを用いて過去3年間に取得した風景画像に、機械学習による画像解析を適用して、霧の発生状況を調べました。その結果を、同時に雲粒子計測器で取得した「その場観測データ」と比較することで、タイムラプスカメラによる簡易的な手法でも、霧の発生頻度や霧の濃さを判別できることを明らかにしました。発表内容に加えて、ポスター発表での質疑応答についても高く評価されました。