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熱帯医学研究所・ベトナム国立衛生疫学研究所合同研究集会を開催しました

 11月21日、長崎大学坂本キャンパス・良順会館にて、「ベトナムにおける新興・再興感染症研究推進プロジェクト*」の日本・ベトナム合同研究集会が開催されました。
*「新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点研究領域)」の世界11拠点の一つとして長崎大学がベトナム拠点を運営(日本医療研究開発機構(AMED)からの受託研究)

 当日は長崎大学から永安学長をはじめ金子熱帯医学研究所長、長谷部熱帯医学研究所附属アジア・アフリカ感染症研究施設ベトナム拠点長、そのほか本プロジェクトに関わる研究者が出席しました。
 ベトナムからは元ベトナム保健省副大臣Nguyen Truong Son氏、共同研究機関であるベトナム国立衛生疫学研究所(NIHE)からシニアエキスパート(元副所長)Le Thi Quynh Mai氏を含め10名、連携機関であるニャチャンパスツール研究所からはDo Thai Hung所長を含め6名が参加しました。
 また、AMEDのプログラムオフィサー、本プロジェクトの分担機関である国立国際医療研究センター、ベトナム拠点を利用した拠点活用研究を行う国立感染症研究所、結核研究所、熊本大学、京都大学の研究者も参加し、関係者が一同に会しました。

集合写真
永安学長、金子所長による開会の挨拶

 研究集会では、デング熱、下痢症感染症、小児重症肺炎、人獣共通感染症、COVID-19、薬剤耐性菌、結核、エイズといった感染症に関する日越共同研究の進捗状況や成果が発表され、活発な意見交換が行われました。
 今回の研究集会の模様はZoomでの配信を行い、事前登録をいただいた方々にも広くご聴講いただきました。


人獣共通感染症に関する発表

時間いっぱいまで質疑応答が交わされました

 また、翌日22日にはNIHEのMaiシニアエキスパートらが永安学長を表敬訪問されました。伊東理事(学生・国際担当)、金子所長、長谷部拠点長、吉田レイミント教授同席のもと、長年にわたる協力関係を振り返り、今後の更なる学術交流について懇談が行われました。

表敬訪問の様子


◆関連サイト◆
長崎大学熱帯医学研究所

長崎大学熱帯医学研究所ベトナムプロジェクト拠点