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ペルナンブコ連邦大学(ブラジル)との学術交流協定の締結調印式が行われました

 2024年3月7日、ブラジル・レシフェ市にあるペルナンブコ連邦大学と本学との間の学術交流協定及び同協定に基づく拠点の設置・研究協力のための覚書の締結調印式が同大学で実施されました。
 式典にはブラジル側から、ペルナンブコ連邦大学Alfredo Macedo Gomes学長、 Moacyr Cunha de Araújo Filho副学長、同大学ケイゾウ・アサミ研究所(iLIKA) José Luiz de Lima Filho所長、ブラジル外務省及び保健省関係者、日本側からはレシフェ日本国総領事館の佐野浩明総領事、JICAブラジル事務所江口雅之所長、本学高度感染症研究センターの安田二朗副センター長・教授(新興ウイルス研究分野)等多数の関係者が出席し協定書などに署名しました。
 同大学とは、2016年にジカウイルス感染症に関する共同研究に関する部局間での協力覚書の締結後、共同研究及び大学院生の受入れ等で交流実績がありました。この度、AMED新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点研究領域)「ブラジルにおける新興・再興感染症制御研究の推進」採択に伴うブラジルでの研究事業の拡充に伴い、大学間の学術交流協定及び拠点の設置・研究協力のための覚書を締結し、本学のブラジルプロジェクト拠点を同大学ケイゾウ・アサミ研究所(iLIKA)内に設置しました。
 今般の学術交流協定締結は、主にブラジルにおける感染症対策、特に新興感染症に対する先回り対策、公衆衛生に関する知見の提供及び、総合的なウイルス感染症診断システムの開発と導入及び同システムを活用する人材の育成につながるものと期待されます。

【調印式の写真】
調印した協定書を交わす安田教授(中央)とAlfredo Macedo Gomes学長(右)、
Moacyr Cunha de Araújo Filho副学長(左)


調印式出席者