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  • 社会連携・貢献

永安学長が福島県、福島県立医科大学、包括連携協定を結ぶ4町村などを表敬訪問

 2024年4月17日(水)~同18日(木)に、永安武学長が就任後初めて、福島県、福島県立医科大学及び復興支援のため包括連携協定を結ぶ4町村(川内村、富岡町、大熊町、双葉町)を表敬訪問・視察しました。
 福島県では、内堀雅雄福島県知事を表敬訪問し、本学が東日本大震災直後から継続して実施している復興支援について内堀知事からお礼の言葉をいただきました。また永安学長からは、本学と福島県の連携協定締結の提案がなされ、今後の更なる関係強化についても意見交換を行いました。

内堀知事表敬

 福島県立医科大学では、竹之下誠一理事長や山下俊一副学長(長崎大学名誉教授)を表敬訪問し、これまでの両大学の連携について意見交換すると共に、東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故の際に被ばく医療対応の最前線となった病院施設を見学。原子力災害を想定した実習を行っている医学部生たちを、永安学長が激励する場面もありました。

竹之下理事長表敬 病院内視察


 長崎大学は、2013年に川内村、2016年に富岡町、2020年に大熊町そして2021年に双葉町と包括連携協定を結んでいます。そして、それぞれの町村に拠点を設置し、リスクコミュニケーション、放射性物質測定等を通じた復興支援を実施してきました。
永安学長は、本学の高村昇教授が館長を務める東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)を視察すると共に、これらの拠点が設置された町村の首長を表敬訪問し、これまでの復興支援や今後の連携について意見交換を実施しました。

伝承館視察(高村館長による説明)
井澤町長表敬(双葉町) 山本町長表敬(富岡町)

吉田町長表敬(大熊町) 遠藤村長表敬(川内村)

 また、4月16日(水)には、福島国際研究教育機構(F-REI)の山崎光悦理理事長を訪問し、これまでの福島における本学の活動及び自治体等との連携実績を活用した、原子力災害医療科学分野における知見の収集、国際機関との連携による世界の防災・減災の指針策定、そして本分野におけるグローバルリーダーの養成等について活発な意見交換を実施しました。そして、F-REIが担う5つの研究分野のうち、「原子力災害に関するデータや知見の集積・発信」において、本学が果たせる貢献や可能性について説明し、高い関心が寄せられました。

山崎理事長との意見交換 F-REI訪問