HOME > NEWS > 詳細

News

ここから本文です。

  • トピックス

国際シンポジウム「HSR2024」開催の大型看板をつけた路面電車が長崎市内を走ります

 2024年9月2日から11月24日までの予定で、HSR2024(The 8th Global Symposium on Health Systems Research 2024)の開催を知らせる大型看板をつけた路面電車が、長崎市内各路線を走ります。

 11月18日(月)~22日(金)の5日間にわたり出島メッセ長崎において開催されるHSR2024は、これからの世界の保健医療制度の在り方を考える世界最大規模を誇る国際シンポジウムです。
 新型コロナのパンデミックの感染拡大が一段落した後も、エムポックス(サル痘)の流行など、国境を越えた感染症の拡大は現在も起きており、気候変動による保健衛生環境の変化、経済格差に伴う医療格差の拡大、さらには、ウクライナやパレスチナといった戦時下での医療等、世界の様々な場所で人類の健康を脅かす要因が数多く存在します。このシンポジウムでは、このような現状を共有し、公正な保健医療制度とより健康な世界の実現に向け、世界約115か国から1700人以上の研究者、実務者、保健行政担当者や関係NGO職員、国際機関メンバー等、多様なステークホルダーが長崎に一堂に会し、その英知を結集し議論、検討を行います。
 日本における西洋医学発祥の地、また日本近代の保健医療制度の設計に尽力した長与千斎を輩出した地、さらには、現在も感染症研究のトップランナーと位置付けられる長崎大学のある地において、このような国際シンポジウムが開催されることは大変意義深いものです。
 そこで、このHSR2024開催を知らせる看板が掲げた路面電車(4両を予定)を走らせ、このシンポジウムの開催を広く長崎市民の皆様に知っていただくとともに、シンポジウム参加者への歓迎の意を伝えたいと考えています。

※HSR2024についてはこちらを参照ください。
URL:https://www.tmgh.nagasaki-u.ac.jp/hsr2024