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長崎大学とアフマド・ベロ大学との学術交流協定等更新の調印式を実施

 2024年10月9日、長崎大学とアフマド・ベロ大学との学術交流協定等更新の調印式が長崎大学において行われました。

調印式の様子

 ナイジェリアのザリアにあるアフマド・ベロ大学は、1962年に設立され、16の学部と研究所、45,000名を超える学生数を誇るアフリカ最大級の大学です。2019年に長崎大学熱帯医学研究所との学術交流を軸とした大学間の包括的な学術交流に関する協定の締結後、継続して交流を続けており、今回はその協定の更新のための調印式が執り行われました。
 調印式当日は、関係教職員立ち合いのもと、アフマド・ベロ大学のKabiru Bala学長と本学の永安武学長が協定書に署名し、両大学が今後も学術交流を推進する意思が確認されました。
本学の伊東昌子(学生・国際担当)理事、主管部局の熱帯医学・グローバルヘルス研究科(TMGH)の平山謙二教授、グローバル連携機構の森保妙子助教及びアフマド・ベロ大学の副学長・教育担当理事・研究科長・研究所長らが臨席し、双方の機関紹介や意見交換を行うとともに、今後も密接な協力関係を築いていくことを確認しました。
 調印式に続いて、アフマド・ベロ大学からの訪問団は工学部および教育学部を訪問し、今後の学術・教育交流について活発な議論を展開しました。工学部では、工学研究科の坂口大作研究科長、山口朝彦教授、板山朋聡教授が、工学部および工学研究科のカリキュラムと国際水環境分野について紹介しました。教育学部では、副学部長の工藤哲洋教授、峰松和夫教授、鈴木章能教授が、教員養成教育カリキュラムと教職大学院について説明し、両国の教員養成や指導力向上に関する意見交換が行われました。また翌日には、坂本キャンパスの熱帯医学研究所およびTMGHを訪問し、これまでの熱帯病研究での共同研究について関係者と包括的な討論を行い、今後の大型研究プロジェクトの申請に関する打ち合わせを行いました。

工学部訪問の様子 教育学部訪問の様子
TMGHでの打ち合わせの様子