2024年12月03日
第110全国図書館大会長崎大会が令和6年11月30日(土)、12月1日(日)に長崎県庁をメイン会場として開催され、オンラインを含めて約1,250人が参加しました。
本大会は、全国の公共図書館、国公私立大学・短大・高専図書館、学校図書館などの職員や関係者が一堂に会して図書館活動の活性化を図ることを目的に、1906年(明治39年)から毎年、各都道府県で開催されています。長崎県では1924年(大正13年)以来、実に100年ぶりの開催となりました。
県庁会場では開会式の後、直木賞作家・澤田瞳子氏の記念講演が行われました。その後、各分科会へ移り、第2分科会「大学・短大・高専図書館」は長崎県大学図書館協議会(県内の8大学・2短大・1高専の図書館で構成)が担当し、本学の中央図書館で開催しました。
第2分科会では、熊本学園大学学生による「学生コンシェルジュの日常」と純心大学学生による「車いす学生からみた大学図書館の利用」について事例発表があり、続いて、北九州市立大学、九州大学、長崎大学の職員から各図書館での取組について事例発表が行われました。その後、テーマ毎に分かれてグループワークを行い、各班からそれぞれのテーマについて、成功例、失敗例等を報告していただきました。
長崎大会では全体で15の分科会がありましたが、ほぼオンライン開催でした。その中で、この第2分科会は図書館が抱える諸課題を共有しようと対面での開催としました。北海道から九州各県まで全国各地から約70名の図書館職員や学生のみなさんに参加いただき、活発な意見交換が行われ、実りある大会となりました。
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グループワーク |
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