2024年12月24日
多文化社会学部4年生の鈴木翔さんが2024年12月18日から21日にかけて、広島大学法学部で開催された第29回ステットソン国際環境法模擬裁判大会東アジア地区ラウンド(The East Asia Regional Rounds, 29th Annual Stetoson International Environmental Moot Court Competition)において、個人賞のGood Oralist Awardを受賞しました。
多文化社会学部の河村ゼミ(国際公共政策【法学】ゼミ)の4年生鈴木翔さん、3年生入江祐樹さん、栁井貴昭さんは、2年生の山元さくらさん、菅原温人さんの5名は、長崎大学チームとして、今回初めて大会に出場しました。
この大会は、国際環境法分野における仮定の事案(Questions Relating to Subsistence Use and Trophy Hunting)について、事前に準備作成して提出したメモリアルにしたがって、申立人(Applicant)と被申立人(Respondent)のいずれかの立場に立って、模擬裁判の裁判官を前にして、英語で口頭弁論を行うものです。
高度な英語能力が必要とされるだけでなく、法律の知識や法的推論を行う能力、主張・表現するアドボカシー能力が求められます。中国の北京大学、中国政法大学、ウクライナのキーウ大学、ウクライナ・カトリック大学ロースクール、韓国のスンシル大学やハンドン大学ロースクール、広島大学ら12校、13のチームが出場しました。各チームが申立人側、被申立人側になって、対戦しました。
長崎大学のチームは、決勝で優勝した韓国のハンドン大学ロースクールと中国の西南政法大学と対戦しました。残念ながら、チームとして準決勝には進めませんでしたが、4年生の鈴木翔さんが、英語での口頭弁論を通じて、優れた口頭弁論を行った者に対して授与される、個人賞のGood Oralist Awardを受賞しました。口頭弁論において卓越した能力を発揮したことが評価されたものです。
授賞式の様子 | 賞状 |
閉会式での長崎大チーム |
第29回ステットソン国際環境法模擬裁判大会(29th Annual Stetoson International Environmental Moot Court Competition)は、12の地区ラウンド(バングラデッシュ、ブラジル、コロンビア、東アジア、アイルランド・イギリス、ケニア、北米アメリカ(カナダ・メキシコ・アメリカ)、パキスタン、南アジア北、南アジア南、東南アジア、タンザニア)が実施されているが、東アジア地区ラウンドにおいては、中国、韓国、日本、ウクライナの大学及びロースクルールの12校、13組、47名が参加しました。
詳細は、下記ホームページをご覧ください。
https://www.stetson.edu/law/international/iemcc/