2025年02月13日
長崎大学留学生教育・支援センターが主催した昨年12月の冬の国際交流イベントにおいて、経済学部の丸山真純准教授のゼミ学生による企画案が採択され、日本の正月の伝統遊びなどを紹介するブースを出展しました。また、留学生との交流イベントを企画し、長崎大学総合体育館および葉国璽交流会館で留学生らと交流を深めました。
2024年12月20日(金)夕方、長崎大学キャンパスモール(文教キャンパス)で、冬の国際交流会が開催されました。このイベントは、日本を含む各国の年末年始行事を紹介・体験することで、互いの文化や習慣への理解・興味を深めることを目的とし、「ながさきピース文化祭2025」のプレイベントとして実施されました。丸山ゼミの学生たちは、日本の年末年始に親しまれる伝統的な遊び(羽子板、けん玉、だるま落としなど)を体験できるブースを企画し、当日の運営を担当しました。他にも、しめ縄作り、餅つき、書初めなどのブースが設けられ、留学生や近隣住民、教職員らと楽しく交流しました。
2025年1月11日(土)午後には、留学生と日本人学生の交流機会を創出するイベント「和輪〜WaWa〜」をゼミ学生たちが自主的に企画・開催しました。当日は、約40名の学生(イタリア、韓国、スペイン、シリア、マレーシアなど)が参加し、総合体育館でバスケットボール、バレーボール、ドッジボール、借り物競争のチーム対抗戦を行いました。その後、葉国璽交流会館に移動し、ゼミ学生が手作りした豚汁をふるまい、さらにたこ焼きパーティーを開催しました。イベント中には、たこ焼き器を4台使用したため、部屋の電力が足りなくなるというハプニングも発生しましたが、それぞれのテーブルで学部や国籍を超えた交流が生まれました。
ゼミ学生も大学も認識しているように、留学生と日本人学生が交流・協働する機会はまだ十分とは言えません。今回の取り組みは、その課題を解決するために、大学主催のイベントにゼミ学生の自主企画で参画するという形で交流の場を創出する試みでした。
今後は、今回のイベントの反省を活かし、継続的な交流のために必要なアプローチを模索し、地域社会と連携して課題解決に取り組んでいく予定です。
また、留学生教育・支援センターから、新年度4月の留学生歓迎イベントへの参画・協力の要請を受けており、今後はそのイベントの企画に取り組んでいく予定です。
![]() に大苦戦する留学生の様子 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |