2025年03月21日
本学は令和元年度にJST「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」に採択され、6年間にわたり取り組みを進め、間もなく終了しようとしています。そこで、3月6日(木)14時~16時10分に、これまでの取り組みを総括し、さらなるダイバーシティ推進のための課題と展望を報告する最終報告会を開催しました。本学の昨年5月1日時点の女性教員の在籍率は25.7%で、共学の国立総合大学46大学において3年連続で全国1位となっています。当日は約60名がオンラインで参加し、その様子は長崎新聞、NHK長崎などでも広く報道されました。
本報告会では、本事業の成果として、女性研究者在籍率・教授在籍率は目標値を上回る数値で達成したことが報告されました。次にセンターの支援を活用した5名の研究者が登壇し、新たな視点からの研究力や、女性リーダー育成の展望について議論しました。それから、病院の働き方見直しプログラムに参加した3診療科からは、最新の事例報告がなされました。
山村康子JSTプログラム主管から、女性研究者の在籍率の増加や、病院の働き方改革における若手を中心とした積極的な取り組みを高く評価するコメントをいただきました。
永安武学長からの総評では、「今後もダイバーシティ推進センターを中心にしっかりと歩みをすすめていきたい」という力強いコメントと、これまで本事業に関わったすべての方々への謝辞が述べられました。
詳細な報告内容は、センターホームページよりご覧ください。
URL https://www.cdi.nagasaki-u.ac.jp/
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