2025年04月22日
長崎大学総合生産科学域では、データの活用や分析を通した社会課題解決と人材育成を産学官連携で推進するための組織として「長大データバンク」を昨年12月に設立しました。これを記念して、2025年3月24日(月)に長崎スタジアムシティのNUTIC(長崎大学テクノロジーイノベーションキャンパス)にてオープニングセレモニーを開催。企業、行政、大学関係者など約70名が参加しました。
式典では、長崎大学永安武学長による挨拶の後、「長大データバンク」の責任者である情報データ科学部准教授 神山剛センター長より設立趣旨や活動内容について紹介がありました。また、特別講演として、株式会社NTTドコモ/株式会社ドコモ・インサイトマーケティングの鈴木俊博氏が登壇。モバイル空間統計の活用事例として、長崎市を訪れた訪日外国人の国や地域別の分析結果などの紹介があり、参加者の関心を集めました。
「長大データバンク」では、NTTドコモの人流データ「モバイル空間統計」や長崎バスの主要ルートのドライブレコーダーデータなど、高い価値のある最新データを保有し、長崎大学の教員をはじめとする専門人材の分析力によって、自治体や企業のニーズも踏まえて地域が抱える社会課題の解決を目指します。さらに、データ分析や人口知能(AI)のリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan 株式会社とも連携し、最新の分析ツールや教育コンテンツをご提供いただき、学生や社会人が実践的なスキルを習得できる教育環境の整備を進めてまいります。
「長大データバンク」は、地域におけるデータ活用のハブとして、社会課題の解決と人材育成に貢献してまいります。ぜひご期待ください。
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